遠くからシャワーの音が聞こえて目が覚めた。

見慣れない天井が視界に入り、ぼやけていた頭が徐々にはっきりしていく。

(ここどこ?)

起き上がってみると部屋のほとんどはベッドが占領し、窓際には1人掛けのイスと小さなテーブルが並んでいて、ここがホテルだと気づく。

(そういえば、会社のみんなと飲んでいたんだっけ)

大きな仕事がひと段落し、仕事が予想以上にうまくいき、ちょっと調子に乗っていつもより飲み過ぎたことを思い出した。

(今シャワー浴びてるのは誰だろう?)

私を介抱してくれた人の手かがりを探そうと周りを観察してみる。

私がいつも会社に持っていくバッグと男性用のビジネスバッグがイスの上に置いてあり、それが誰のものかまではよくわからなかった。

ーーガチャッ

シャワー室の戸が開く音が聞こえて、慌てて寝たふりをする。

「ふぅ、さっぱりした」

(えっ、課長だ!嘘っ、どうしよう!?)

シャワー室から出てきたのが、密かに想いを寄せている課長だと知り、一気にテンションが上がった。

課長と一夜を過ごせると思ったら、いろんな妄想が膨らんで止まらない。

(これってチャンスなんじゃない!?)

そう思った私は、素早く頭の中で課長を落とすための計画を立てた。

まずは寝返りを打ちながら、履いているスカートを太ももがよく見える位置までめくってみる。

するとベッドが軋みで体が揺れ、課長が上ってきた気配がした。

(ふふっ。引っかかってくれた!)

案外課長を落とすのは簡単なのかもしれないと思っていたら、めくれたスカートを戻されてしまった。

(あ、あれ?何で?)

彼の紳士的な行動にきゅんときたものの、予想外の流れに少し焦ってしまう。

ちょっと攻めが弱かったと思い、今度は寝返りを打ちつつ腰までスカートをめくり上げ、スカートを押さえ込むようにうつ伏せになった。

(さぁ、課長!私のお尻を触ってください!)

「マジか」

課長の戸惑っている声が聞こえ、私はさらに少しだけお尻をもじもじとゆっくり動かし、色っぽく「んんっ」と小さな声を漏らしてみる。

しばらくすると一本の指が太もも裏をつん、つんと触れるのを感じた。

はじめは指一本で触れていたのにだんだん指の数が増えていき、気づけば指や手のひらで太ももをしっかりもまれていた。

(はぁっ、気持ちいい……)

手のひらが上の方へ移動し、お尻の丸い所に到達する。

彼は両手でかきまぜるように揉み始め、私は最高の気分を味わっていた。

「吉川、起きてるの?」

完璧に寝たふりをしていたつもりが突然、課長に話しかけられ動揺してしまう。

私は一瞬起きようかとも思ったけれど、それだと自分がやったことがあまりにも恥ずかしすぎて、そのまま寝たふりを続行した。

「ここ、感じてるんでしょ?さっきからひくひくしてる」

そう言って彼はお尻の割れ目のきわを親指で擦り出す。

「っ……!」

割れ目に届きそうで届かない絶妙な触り方をされ、ぞわりとした快感に体をなでられて思わず声が出そうになった。

ソフトタッチで繰り返し触れられる度に下腹部が疼いてお尻のひくつきが強くなり、寝たふりをするのはもう限界だった。

ふと彼の動きが止まったかと思うと、太ももをつかまれ勢いよく広げられる。

「ねぇ吉川。パンツにシミができてるよ?」

そして「はぁっ」という吐息が聞こえると同時にパンツの湿っている部分に温かい空気を感じ、思わず体がはねてしまった。

(あぁんっ、こんなはずじゃなかったのに……)

私の計画ではお尻を触られている途中で起きて「お尻触りましたね?」とたたみかける予定だった。

それなのに起きるタイミングを完全に逃してしまい、主導権はほぼ課長ににぎられてしまう。

ーービリビリッ

「ひゃっ!」

頭の中で計画の失敗を悔いていると、彼はストッキングを破り下着の上からなぞり始めた。

男らしい指に何度も割れ目をなでられ、パンツのシミがどんどん広がっていく。

彼の指がクリトリスに到達する度に甘い快感が体をかけ回り、声をもらさずにはいられなかった。

「んっ、はあっ、あぁっ」

優しく秘部をなでていた指が激しく動きだし、さらに入り口からは愛液があふれ出てきた。

パンツの上から触られているのにくちゅくちゅといやらしい音が下から聞こえてくる。

下腹部がじんじんと疼き、無意識に指に擦りつけるように腰が揺れていた。

「気持ちよくなってきちゃったの?腰振ってる姿、めちゃくちゃえろいね」

欲望をむきだしにした姿をえろいとはっきり言葉にされ、急に恥ずかしくなってきた。

でも、そんな自分を今さらどうにかしようとは思わなかった。

「ここ気持ちいいの?」

ぷっくりと尖っている敏感な場所を押しつぶすように触られ、しびれるような快感が走り抜ける。

「ああっ、あ、あぁっ!」

「吉川、ちゃんと教えて?」

「き、気持ち、いいで、あああぁっ!」

私が最後まで言い終わる前に敏感な所を高速でぐりぐり刺激され、あっという間に絶頂に達してしまった。

まだ足りないとでも言うように入り口がひくつき、愛液を吐き出している。

彼もそれに応えるように指をパンツの中にすべりこませてきた。

「うわっ、すっごい濡れてる。ぐちゅぐちゅって鳴ってるの聞こえてる?」

「はあっ、あぁっ」

二本の指の腹で直に割れ目をなでられ甘い快感に体を震わせた。

とろとろした愛液のおかげで指がなめらかに動き、下着の上から触られるより何倍も気持ちがいい。

しっかり勃っている敏感な所を摘まみ上げられると、さっきよりも強い刺激に襲われ体を痙攣させてまた絶頂してしまったのだった。

絶頂したばかりだというのに、すぐに彼の指が根元まで挿入される。

「吉川の中とろとろしてるよ?あっ、今きゅってなったね。気持ちいいの?」

二度もいった体は敏感になっていて、彼の指にすぐに反応してしまう。

しかも今の状況を軽く実況され、恥ずかしさとむらむらした気持ちが同時に湧き、それが体の反応をさらに強めた。

「ああっ、あっ、はあっ、あぁぁんっ」

ぐにぐにとかき回すように肉壁を擦られ、甘い刺激で勝手に腰をくねり、あえぐ声が漏れる。

あふれた愛液でくちゅくちゅと下から音が鳴り、膣の収縮が止まらない。

「中のひくつきすごいね。もう一本入れてみようか」

「はあぁんっ!」

二本の指はざらざらしている所をぐっと圧迫し、今までとは別の刺激が走り、思わず腰が逃げそうになる。

「あっ、やっ、そこだめっ、あ、あぁっ!」

しかし彼に片手で体をおさえつけられてしまい、強すぎる快感から逃げることができなかった。

「はあっ、ああっ!いく、いっちゃう!」

積み重なった快感が最高潮に達し、また体が弾けそうになる。

「まだだめ」

「えっ」

絶頂まであと一歩という所で中から指を抜かれてしまう。

刺激の余韻で腰のくねりが止まらない。

「ほら見て。指にエッチな汁がこんなにもついちゃった」

目の前にある二本の指には愛液がたっぷりとまとわりつき、指の間には数本の糸が引いている。

自分の愛液を見せられ恥ずかしくなり、私は顔を枕に埋めた。

「ねぇ、吉川。どうして欲しい?」

「……いです」

「えっ?声が小さくて聞こえないよ?」

「ひゃんっ!」

かちゃかちゃベルトを外す音が聞こえた後、秘部に熱く硬い感触を感じ、彼はソレを割れ目に当たらないよう器用に側の方を擦りつける。

「あ、あっ」

もっと気持ちいい所を触れて欲しくて、腰を揺らしてみるも失敗してしまった。

「どうして欲しいかちゃんと言わなきゃあげないよ?」

「い、入れて、欲しいです……」

「どこに?」

「おっ、お、おま、んこです……」

「ふふっ、よくできました」

お尻を両手でぐっとつかまれると、割れ目の際をなでていたものが入り口を押し分けて中へ入ってきて、ずぶずぶと肉壁を押し開きながら奥へと侵入してきた。

肉壁を擦られる刺激で膣がひくひくと激しく収縮を繰り返し、しっかりと彼のものを包み込んだ。

奥までずっぽりと沈んだソレはどくどくと脈打っている。

ようやく待ち望んだものを得られた体はぷるぷる震えながら喜んでいた。

「はっ、あんっ、あ、あっ!」

彼はゆっくり動き出し、とんっ、とんっと奥をしっかり突く。

はじめは遅いスピードを焦れったく感じていたけれど、しばらくするとじわじわとお腹の底から快感がわき、しびれるような感覚が全身に走り出した。

「あっ、ああーっ!んはっ、あっ、ああっ!」

腰が動く度に突く力が強くなっていき、それに伴って快感も増していく。

入り口からは愛液が染み出し、ぬちょっぬちょっと粘着質な音が部屋に響いて、さらに私の体は高まっていった。

彼は挿入したまま私の背中に覆い被さり、体を密着させるとぐりっ、ぐりっと奥を抉り始めた。

「ああんっ!あ、あ、あーっ!」

彼の熱いソレは先端で奥を味わうかのように中で激しく動き回っている。

はっ、はっという彼の熱い吐息が耳にかかり、彼にももう余裕が残っていなかった。

「あっ、あぁっ!だめっ、い、いくっ、いっちゃうぅっ!」

ベッドが激しくギシギシ軋み、シーツもしわくちゃに乱れ、着ている服は汗でべっとり濡れている。

突き上げる彼の腰がさらに激しく動くと、私の体はよじれてお尻がぶるぶる震えだす。

「ああぁっ、はあぁっ、あああっー!!」

大きいなあえぎ声が出て、ガクンガクンと体が痙攣し、絶頂へと押し上げられた。

絶頂で膣の収縮が止まらず、中入っている彼のものをなかなか離そうとしない。

その動きに彼も低いうめき声を上げながら引き抜き、白く濁った精を吐き出した。

***

体が落ち着き、頭が少し冷静になってくる。

私は完全に課長に完敗だった。

「あのさ、吉川」

「は、はい、課長」

勢いよく起き上がり、彼の方を向いて裸のまま正座する。 

「年頃の女の子が簡単に男の前でお尻を出すなんて、ダメだよ?」

「だ、誰にでもそういうことをしてる訳じゃないです!課長だからやったんです!」

「えっ?」

「私、課長が好きです!」

もっと甘い雰囲気で告白したかったけれど、もうどうにでもなれという気持ちで、ベットの上に座っていた彼に覆い被さって押し倒す。

「ちょっ、吉川!?」

「課長、私ずっと前から課長のことが好きだったんです」

彼の耳元で甘い声を出してささやき、片方の太ももを課長のものに軽く押しつける。

「ま、待って」

「あっ、課長のここ硬くなってきましたね。これはOKっていうことですか?」

「わ、わかったからちょっと落ち着いて」

「えっ、何がわかったんですか?ちゃんと言葉にしてください」

上を向いている彼のものに、まだぬるぬるしている割れ目をピタリと当てがい、腰をゆっくり動かし始める。

「うっ…ま、前向きに考えるよ」

こうして私はこの日から全力でアプローチし、課長を落とすことに成功したのだった。

\応援よろしくお願いします!/
にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
 

 

おすすめの記事